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ありし日の、
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作詞 ろじ |
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真っ白な紙の上 ボールペンが滑っていく
きれいな言葉も 嫌な言葉も 全部まとめて吐き捨てる場所
ぼくはただ それを美しいと思った
君はある日ぽっくりと 「消えた」
そうあっけなく そう、あっけなく
内定は取り消し 泣いたって取り消し 仕方ない、したくないよ
裏返しの神 焼きついた君のケロイド
いつまでたっても きっとさ忘れない 忘れたいのに
ぼくは真っ白にはなれなかった
ぐちゃぐちゃに丸めたきたない紙だけが 昨日に転がっている
インクの無くなったボールペンが
なぜかずっと前を思い出させるんだ
上からぶら下がった 君のゆがんだ顔と美しい涙
いつかぼくも ケロイドだけを残して・・・さ
しろくしろく よごれていく
とおくとおく ぼくはちかづいていく
そこにきみはいたのに
手を伸ばしても もう君はとなりにはいない
のばした手はもうない
ぼくがいつか消える時
悲しい言葉も 美しい言葉も 汚れた涙も
きっとなくなればいいよ、
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