|
|
|
かみさまの日常。
|
作詞 陽玖 |
|
このせかいのすべてをきみにあげよう。
神様は僕にそう言った。
そしたら僕はこう答えようか。
きみってだあれ。
輪廻の廻り方を教えてよ。
教えてどうするの?
君と一緒に輪りたいんだ。
嫌だ。
苦しい世界の終わりに口づけをそえよう。
涙のダムは決壊させてしまえ。
ぬくもりが欲しくて、僕は殺すよ。
君が死ぬときは僕も一緒に死ぬよ。
何故?
君が一人じゃ寂しいだろう?
何故?ナゼ?
僕が知っている君は寂しがり屋だ。
嘘つき。
そうだね。
僕はペテン師だ。
だって、貴方は私を…
そう、君を殺したいだけさ。ソレモイイダロウ?
少女Hは考える。
彼らのために考える。
言葉には出せないけれど、考える。
何のために生きているのか。
悲しむために僕はいるのか。
疑問ばかりがうまれてくる。
あぁ、嫌だ。
愛しい世界の終わりに口づけをそえよう。
心の眼は閉じてしまえ。
悲しみが欲しくて、君を殺すよ。
このせかいのすべてをきみにあげよう。
神様は僕にそう言った。
そしたら僕はこう答えようか。
きみってだあれ。
この僕さ。
|
|
|