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I can't fry.
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作詞 陽玖 |
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私は鳥でした。
ですから、空を飛べるのです。
崖から先が5本になった羽を広げ、振った。
そして、私は、海の底へ堕ちてゆくのです。
私は人でした。
ですから、地面を歩いています。
周りの景色は、全てが大きく、えさはこの虫…。
そして、私は、大きな何かに潰されました。
「何か、間違えたかなあ?」
私が足の長い人になったように、
私が小さなありになったように、
出来ない事は出来ない。
だから、たれることだけやればいい。
それが出来れば、十分だと思うから。
私はありです。
ですから、長い足で歩けません。
私が歩くと、おおきなものばかり存在する。
そして、私は、今日もこの足で歩くのです。
私は鳥でした。
ですから、空を飛べるのです。
崖から先が5本になった羽を広げ、振った。
そして、私は、海の底へ堕ちてゆくのです。
I can not fry.
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