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悪女
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作詞 七乃香 |
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この思いを貴方に伝えられるならば
私はもう何もいらない
許されるとは微塵も思っていないけれど
ふとした貴方の気の緩んだ表情が
胸の奥を刺激する
欲望は数えきれないほどあるけれど
ふとした時に輝く指輪が
こちらを睨む
罪の意識など
些細な事に当てはまり
ただ貴方をずっと
追いかけてばかり
この思いを貴方に伝えられるならば
私はもう何もいらない
貴方を縛るたかが指輪
破壊してしまいたいほど
私は貴方を愛してる
哀れな女だと周りはそう思うだろうけれど
誰かを想う気持ちに厳しいルール
そんなもの存在する?
好きになったその相手にパートナーがいる
視界に入る左薬指が
憎くて仕方ない
この想いを貴方に伝えられるならば
私はもう何もいらない
だから貴方の周りにあるガラクタを
処分してしまいたいのよ
貴方だけを愛してるから
この想いを貴方に伝えたら
貴方の周りを綺麗にするね
相手の女性も
その指輪も
生活も
関係も
私が憎くて仕方がなかったもの 全て
・・・そう全てを 破壊するの
この想いを貴方に伝えられるならば
私はもう何もいらない
幸せの中心にいた貴方の事さえも
やがてきっといらなくなるでしょう
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