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死んだも同然
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作詞 700MB |
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人は失敗して成長する生き物
上司の説教みたい 既に聞き飽きた
また机の角に服が掛かる
そう私はもう立ち上がれない
私だけじゃない
上司だけじゃない
私達は大多数に含まれる
成長出来ていない日々が当たり前
そう思える日々が嫌で書き始めた日記
勿論3日坊主 日記帳という無駄な出費
自分を変える意気込みは文面の中
面倒くさがりな性格は生活の中
君とした夢の話は遠い過去
あの時が懐かしい 同時にむず痒い気持ち
それでもあの時の子供のような純粋さ
もう一度味わっていたなら変われたかもしれない
そんな甘い考えを持つ私
上司に説教されればいい
人は無くして成長する生き物
哲学語ってるみたい 似合わない言葉
当たり前の家庭に産まれたから
当たり前しか産まれない
変わることに妥協して
人と違っていたいと願う矛盾
運命任せ 占いに縛られる
例えば私の腕が無くなったとして
五体満足の自分の当たり前に泣いたのだろう
それは分かる 想像出来ているから
想像は無駄 実感出来ていないから
結局は無くして成長
いっそ腕を切ってしまえば変われたのかも
例えば死の世界が有るとして
その世界はきっと後悔の溜池のようなもの
送られる私 後悔がため息に混ざる
生きている私 10代の頃の生返事
結局は後悔して成長
けど無くしてしまえばその後悔意味がない
一年間は何時の間にか終わる
年末に始まる街の忙しさに気付かされる
今年も大きな後悔無く終わり
来年こそ成長という目標を心の隅に掲げる
これが年末の恒例行事
一月過ぎれば忘れる始末
人は後悔して成長する生き物
親の説教みたい 既に空返事
目標が夢 到底思えない
今も夢を諦めた後悔が成長に変わったとは思えない
後悔は死んでいた
夢という成長で
今の当たり前 変えるはずだった
自分を納得させた帰り道
機械のような断続した朝
これからの生活も
それは死んだも同然
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