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片想い組曲 花鳥風月~ 最終章:輝月~
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作詞 kenyky |
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傷ついた心を抱えて
ひとり街を彷徨い
寂しさをこぼれ落とすあなたの背中を
ただひとり追いかけていました
どうしたのかも
何があったのかも
わたしには分からない
ただ心で問いかけるしか出来ない
この胸の痛み達
静かに月が夜空に輝いていました
あなたを見守るわたしの想い
たとえ一瞬の助けだとしても
あなたに届くと言うのなら
わたしには永遠となるでしょう
永遠と一瞬
分けるは月の輝き
癒されぬ痛みの重さ
ひとり耐え切れぬ夜
悲しみに押しつぶされるあなたの肩を
ただひとり見つめていました
苦しみの理由も
悲しみのわけも
わたしには知りえない
ただそばで立ち尽くすしか出来ない
この胸の切なさ達
優しく月が夜空に輝いていました
あなたを見つめるわたしの想い
たとえ悲しみを募らせたとしても
あなたに伝わると言うのなら
わたしには喜びとなるでしょう
喜びと悲しみ
分けるは月の輝き
輝く月と
煌めく星達が
夜空を舞台に歌い踊る
幸せを運ぶのが星だとしたら
月は何を運ぶのでしょうか
闇が深い程に
月がその輝きを増すのなら…
ただひたすらに願うしか出来ない
この胸の虚しさ達
穏やかに月が夜空に輝いていました
あなたを慕うわたしの想い
たとえ絶望に溺れたとしても
あなたが感じるというのなら
わたしには希望となるでしょう
希望と絶望
分けるは月の輝き
闇にあってこそ輝く月の光
絶望に差す希望を運ぶ
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