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花火2 〜夜空に消えた想い〜
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作詞 kenyky |
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あなたと手をつなぎ歩いた帰り道
私はぬくもりに包まれて幸せだった
花火を見上げる人達の行き交う雑踏の中
息苦しさを覚えるような人混みも
あなたといるだけで
わたしに苦痛は何一つ無かった
それなのに
あなたが私から去って行くなんて
信じられない
悲しみに沈む日々が来るなんて
今まで考えもしなかった
きらびやかな想いが弾けた後に
残された寂しい想い
激しく輝く程に
消え去った後の余韻が虚しく残る
あなたを失った哀しみは
いつになれば癒えるのだろう
ふたりで過ごした幸せだった日々
私は永遠を信じて歩き続けていた
花火の音が鳴り響く夜の公園のベンチ
わたしを見つめるその優しい眼差しに
わたしはそっと目を閉じ
あたたかく優しいキスを交わした
それなのに
あなたがわたしの知らない誰かに
信じたくない
同じ笑顔を向けていたなんて
今でも想像すら出来ないよ
きらめいていた想いが燃え尽きた後に
残された切ない想い
大きく広がる程に
消え去った後の暗闇がわたしを包む
あなたを奪われた苦しみは
いつになれば忘れられるのだろう
出逢いは風吹く春の校庭
わたしは少しずつあなたを好きになり
毎日が華やかに輝いていった
だけど
わたしを抱きしめたその腕にあなたは
知らない誰かを抱きしめていたんだね
ふたりの間で交わされた
約束が寂しく消えていった
愛していたのに……
忘れたくない……
ずっとそばにいられたら良かった
輝いていた想いが砕けた後に
残された哀しい想い
空高くうち上がる程に
消え去った後の静寂が全てを飲み込む
あなたが戻らない現実に
わたしはひとり途方に暮れる
別れは風吹く秋の公園
思い出のベンチが静かに涙を流していた……
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