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恋蝉
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作詞 kenyky |
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あれからもう何年が過ぎたのだろう
変わったもの、変わらないもの
たくさんある
だけど、あなたの笑顔はあの頃と何も変わらず
同じようにわたしに向けられていて
それがわたしには
たとえようもなく切ないよ
あの日伝えたわたしの想い
あなたはただ黙って聞いていてくれた
だけど、あなたにはもう
大切な人がいたんだ
わたしの恋は夏の蝉
秘めた時間が長い程に
夢とはかなく消えていった
空を覆う暗雲が
わたしの心までも黒く染めていく
もっと早く出逢えれば良かったのに…
あれからそうどれほどの恋をしただろう
優しかった人、大切にしてくれた人
たくさんいた
だけど、わたしの想いはあの頃と何も変わらず
同じようにわたしの心を支配して
それがわたしには
たとえようもなくつらいよ
あの日砕けたわたしの想い
わたしは今もかけらを抱えている
だけど、わたしにはもう
ひとつに戻す事は出来ない
わたしの恋は夏の蝉
夢見た未来が輝く程に
露とはかなく消えていった
頬を濡らす夕立が
わたしの心までも凍てつかせていく
もっと冷たくしてくれれば良かったのに…
雨上がりの虹が
わたしに希望を抱かせてくれるけど
何も変わらない現実が
わたしを絶望に突き落とす
今でもあなたの一番になりたくて
わたしの心は歪んでいく
あの日壊れたわたしの想い
大切なものが少しずつ見えなくなっていく
だけど、何もかももう
どうでも良くなってしまっていた
わたしの恋は夏の蝉
淡い想いが燃え上がる程に
泡とはかなく消えていった
心を震わす雷鳴が
わたしの心までをも狂わせていく
もっと全てを捨てられたら良かったのに…
あなたは今も、わたしの胸にいます
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