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星詩2 〜哀星〜
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作詞 kenyky |
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銀白色に輝く星空に
もう一度あなたにあえる事を願う
いつも一人きりだった
笑いあえる仲間と一緒にいても
孤独を感じていた
寂しさは紛れる事もなく
つながりは希薄に揺れていた
未来の事など
何一つ思い浮かべられず
ただ毎日が
無意味に過ぎ去って行った
だけど
そんな毎日が当たり前だと思っていたわたしに
あなたという未来が訪れて
わたしの心はときめきを取り戻したんだ
空に輝く満天の星
二人の未来を“永遠”に変えてくれた
空を駆ける一条の流れ星
二人の今が、今始まった
銀白色の星空が
あなたとわたしの出会いを祝福していた
『おはよう』や『おやすみ』
他愛ないメールの文字のひとつひとつが
孤独を忘れさせた
幸せは消える事もなく
絆は深淵さを増した
二人の未来は
無限の可能性を描き
普通の毎日が
輝きと彩りを増した
だけど
二人の未来が約束されていると信じていたわたしに
現実という悲しみが襲いかかり
わたしの心は暗闇に落ちて行った
空に広がる陰うつな雲
二人の幸せを永遠に変えてしまった
空から落ちるひとすじの雨
二人の未来が今終わった
銀白色の星空が
あなたとわたしの別離(わかれ)を悲しんでいた
あなたとなら永遠を信じられた
あなたとなら永遠を誓いあえた
あなたとなら
あなたとなら…
だけど
あなたは逝ってしまった
悲しみにくれるわたしを残して
あなたは逝ってしまった
わたしの夢と希望を全て持ち去って
闇に落ち行くわたしの心
二人の思い出が永遠に悲しみに変わる
闇に消え行くひとかけらの希望
二人の想い出は全て思い出と化した
銀白色の星空の下
あなたの影を追い一人きり生きていく
今夜一つだけ願いが叶うなら
あなたともう一度出逢いたい
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