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埋葬-burial-
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作詞 Du;Nowel |
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硝子越しに視える世界はとても綺麗で
拘束されたまま何時までも眺めていました
異臭篭る部屋で死体の首を切断して
微笑む君の眼は僕の背を視つめていました
血に染まるナイフを僕の背中に突き刺して
縄を首に巻き付けて力を込めました
抵抗する力無くぐったりした僕の顔を
何度も殴り続けて壁の中に隠しました
広い空を翔ける壱羽の白い鴉は
汚れた虹の中で血の雨を降らせていました
首を抱いて眠る君を視つめながら
意識が薄れる僕を縛る縄を解きました
血塗れの壁の中で自らの首を絞めれば
終焉を迎えられるから最期に別れを告げました
歪んだ君は冷蔵庫で眠る奇形児と
羽を燃やした鴉を箱に詰めて海に捨てました
硝子越しに視えた世界は僕の幻像で
此処から視てみたら本当「は」汚れていました
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