|
|
|
最後の日
|
作詞 Amyu- |
|
あなたが眠りに付くのを見るのが最後だと分かっていたなら
私はもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるようように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だと分かっていたら
私はあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だと分かっていたら
私はその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
確かにいつも明日はやってくる
見過ごした事も取り返せる
やり間違えた事もやり直す機会が
いつも与えられている
「あなたを愛している」と言う事は
いつだって出来るし
「何か手伝おうか?」と声をかける事も
いつだって出来る
でももしそれが私の勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
私は今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい
そして私達は忘れないようにしたい
若い人にも年老いた人にも明日は誰にも
約束されていないのだという事を
愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれない事を
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと
忙しさを理由にその人の最後の願いとなってしまった事を
どうしてしてあげられなかったのかと
だから今日あなたの大切な人達をしっかりと抱きしめよう
そしてその人を愛している事
いつでもいつまでも大切な存在だという事を
そっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
|
|
|