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僕があなたに歌う唄
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作詞 ICE TO HOT |
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僕の街はとても温かく 僕だけが一人浮いている
そんな街で出会った君に貰ったギターを弾いている
君に贈る唄を創って 君に聞かせるのが喜び
笑う君は綺麗だけど僕が汚く見えてしまう
いつもここにいたけど 誰も気付いてくれない
それだけ僕は見えないほどに薄い影さ
この唄を聴いてくれ 一小節だけでも良いから
この唄を憶えてくれ 心の片隅にそっと
僕の街はとても忙しく 僕の唄は相変わらずで
君しか聴かない唄になり貰ったギターは古びていく
君に贈る唄を持って この街を出て行こうと思う
泣く君は見たくないけど僕が綺麗に見えるでもない
いつもここにいたよ 誰も気付くわけも無い
自分は何も歌ってなかった 気付かなかった
でも唄を捧げるよ 君のギターは壊れたけど
それでも唄を憶えていて 心の片隅にそっと
唄を歌う僕は今 聴いてほしいと願うばかり
唄を歌う僕は昔 歌えるだけで良かったのに
聴いてくれこの唄をあなたにそっと贈る歌
悲しくもなく 楽しくもない そっとあなたを歌う唄
頭に残る唄ではなく そっと口ずさむ唄
そっと心に身を置く唄
「ねぇ 気付いてる? 君は唄を歌われている」
僕の街は僕の歌を聴く 僕の歌は相変わらずで でも
みんなが聴いてる唄になり貰ったギターは隣に置き
君に贈る唄を歌い 他の街で歌っているよ
笑う君に会いたいけど僕が汚く見えてしまう
いつもここにいるよ どこにも行けないよ
自分は今歌っているんだと 分かっていられるよ
この唄を聴いてくれ 僕の気持ちの向こうの唄
この唄を憶えてくれ 心の片隅に置いて
唄を歌う僕は今 ギターを片手に歌っている
僕が望む全て今 みんなが聴くから叶ったんだ
僕の街はとても暖かく 君もみんなも聴いている
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