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多重人格
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作詞 ゆのこ |
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「消えるはずのない痛い思いは、あなたに快楽を与えるでしょう」
目をそらしてあなたは言う 笑って
そうやって過ごした あの日までは
閉じ込めた感情は いつか解き放たれて
気がついたら 君が死んでた
愛してくれないなら 僕を今すぐ殺してさ
そして君が後悔する 「愛せばよかった」と
「薬は君です。毒も君です」
願った言葉は 曖昧なままで
愛したはずのない 人がいるんだ
「私を愛したのよ」 淡々と過ぎて
目をそらしては忘れたと言って
愛には興味ないと偽って
本音が建前で 建前が本音なの
「こんにちは死んだ僕」
笑うあいつは誰?
「生きるなんてやめてよ」
だって君は愛されなかっただろ?
君は後悔する 僕を愛せばよかったと
君は涙する そして消える僕の記憶
ああ……
頭の中にあるのは 君と僕とあとはなんだ?
曖昧なものばかり 君は笑う「さよなら」と
君を殺したのは 確か 確かに僕なのに!
どうしてだ? 君は生きているの「僕はだあれ?」
閉じ込めたのは君なのに それなのに…
君はそこにいる 檻に閉じ込められたのは
「僕」だった
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