|
|
|
蒼の詩
|
作詞 フラクリル |
|
空が呼んでいる
もう行かなくちゃ
急かすように 誰かが私を呼ぶの
その声は 震えていて でも優しくて
心地よくて でも切ないの
泣いていたのは誰? 手を差し伸べてくれたのは誰?
そんな言葉は 風に遮られて 音に掻き消されて
苦しむように 宙を彷徨うの
繋いだこの手は 紡いだ二人の想いは
約束されて 結ばれて
蒼く 蒼く 詠われていく
霞んだ姿は もう見えなくて
あなたの形だけ なぞってみる
この跡だけ 私の道標
ただ誰かを 求めている
鈴虫の鳴く声が 寂しくて
そしてまた あなたを捜してしまう
もうこんな所にはいないのに
もうそんな所で泣かないでと
繋いだこの手は 紡いだ二人の想いは
もう残されていなくて
蒼く 淡く 融けていく
残された想いは 彷徨い 漂い
また新たな心を探してく
空は泣いていた 星は瞬いていた
刈り取られた大地は 生命を望んだ
また笑おう また喜びながら
繋いだこの意味は 紡いだ二つの祈りは
誰かを駆け巡り また私たちを呼ぶの
蒼い 蒼い 詩を唄って
繋がれた明日は 約束された夜明けは
また次を求めていく
蒼い 蒼い その詩の傍で
|
|
|