|
 |
|
走馬峠
|
| 作詞 フラクリル |
|
何とでも言えるこの世界
飽きた訳じゃないけど
疲れた訳でもないけど
休める場所でもなくて
いくらか思ったことがあるんだよ
死んでみなって すると楽になれるから
でも理由なんてないの そんなのに道理なんてさ
飽きたら止めれば？ でもそんなのに言葉なんて必要なくて
空虚を信じてごらんよ もう絶対だから
偶然を信じてごらんよ もう必然だから
無いって断定してみなよ それはもうあるから
無いものねだりする訳じゃないけど
もっと信じさせてよ
もっと僕を見てよ
もっと もっと
ねだってばっかで悪いけどさ
僕に「劣情」を造ってくれよ
僕に「嫌悪」をくれよ
人間なんてそんなものさ
時間は僕らが動かしている
なら僕の為に時間を止めてよ
歩けど歩けど見えない未来という名のお遊戯
絶対零度の愛情 絶対密度の好意
そんなものは僕には重荷過ぎて
ならいっそ そうだったら一掃
消えてみようかなって思ってもみたけど
意味なんかなくて 価値なんて知らないままで
今日も僕は生きてゆく
僕は僕を許せるかな
何も考えなくていいなら どうやったらそうなれるか考えよう
ほら また 嘘ついて そして そして？
無いものねだりする訳じゃないけど
もっと見せてよ 君を全部全部
まるで駆け巡る走馬灯のように
信じる訳じゃないけど
もっと笑わせてよ 泣きたくなるくらい
もう不安なんて考えない程に
無いものねだりする訳じゃないけど
もっと信じさせてよ
もっと僕を見てよ
もっと もっと
結局は同化 そして道化
未来なんていつでも来ちゃうってだけ
この際だからなんて言う気はしないよ
今日を諦めて 昨日を止めて
明日を壊して 僕を消して
|
|
|
