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一匹狼と月
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作詞 黒茜 |
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荒野を駆ける 一匹狼
今日も遠吠え空に向かって
呼びかける仲間はいないが
浮かぶ月は聞いていた
夜と狼照らす 月
今日も偽物の光で輝いて
いつもの狼を見ていた
東から本物が訪れるまで
一匹狼空を見る
輝く月が好きだった
偽物の光放つ月
駆ける狼憧れた
荒野を駆ける 一匹狼
今日もいつものように遠吠え
呼びかける仲間はいないが
渇いた銃声轟いた
本物隠れ浮かぶ 月
いつもの遠吠え聞こえない
偽物の光が照らしだす
冷たくなった一匹狼
一匹狼空を見た
輝く月は無かった
本物去って浮かぶ月
吠えない狼動かない
東の空から顔だす 本物
荒野に伏す哀れな骸
慈悲と思って浴びせた熱
残った白が輝いて
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