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君色
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作詞 ブライト |
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絵筆を取って キャンバスを前に
椅子に腰掛け 視線を右に
ぽっかり空いてる隣の席 君はまだ来ていない
あの日別れて あの雨の日は
脚の先まで塗れて 突っ立ったまま
僕の目灰色 君の目水色
黒い斜線で 塗りつぶしたまま
君は何色? 僕は青色
鮮やかだけど 明るくなれない
僕はこうして 手を動かすけど
あの時の君 塗り切れてない
どしゃ降り晴れて 鞄を脱いで
ただ駆けだして 声を出して
見えなくなった君の跡 ついて行こうとした
そしたら君は 傘をさして
僕が来るのを じっと待ってた
ピンクの水玉 ちらつかせ
僕が来たのを ちょっと笑って
君は答えた 貴方は何色?
それは意外で ちょっと淡くて
温かい色が 僕の背を押して
そっと伝える オレンジだって
くるり くるり
君の周りと
僕を結んだ
赤い色彩
君が括って
僕が近づけて
二人の色を このぬくもりで 描いていこうよ
ガラガラと 音がした
僕は見た そして笑う
こっちに来て 君のその笑顔
今 残したい-
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