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過去
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作詞 タツノヲトシゴ |
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僕の心の中はずっとずっとからっぽだった
初めて貴女と出会った時僕はずっと泣いました
それは暗かったけど暖かくやさしい貴女の中から
眩しくて寒い場所に出されたからなんです
貴女が初めて僕を見て貴女は喜んでなかったよね
産まれたばかりの僕には
何も理解できなかった
ねぇ貴女は今なにをしてるの?
ねぇ貴女は今どこにいるの?
今にも膨らんだこの心が
パンクしそうになっちゃう気がするんだ
僕の思い出はいつもからっぽだった
貴女と過ごすはずの時間も貴女の匂いも暖かさも
何もなくて貴女の顔や声すら全部無くて
周り大人に聞いても教えてくれなかったんだ
貴女が僕の前からいなくなっちゃった時
僕は何も理解出来なかった
ただ僕はあなたに抱かれていたかったんだ
ねぇ僕は愛されてはいなかったの?
ねぇ僕は産まれてきてよかったの?
もう心は棘だらけになって
バラバラになっちゃう気がするんだ
貴女にもし逢えたらしてあげたいことがたくさんあるんだ
でも貴女に逢えたら最初に「お母さん」って言っても良いかな?
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