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新潟事情
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作詞 条峙 |
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7時のベルに叩き起こされ
外を見たら様変わりした銀世界
膝から腰まで積もったそれを
掻き分けることから1日が始まる
歩くだけでも一苦労
移動するなら重労働
大通りは渋滞 脇道はスリップ
八方ふさがりで 日常生活もままならねえ
※ディストピアに片足突っ込んで
それでも会社に学校 通常営業です
雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ 雪ニモ負ケズ
平成が終わりそうでも精神は逆行
これぞ新潟事情
バイトのヘルプの呼び出しで
重い腰上げドアを開ける
強風に舞う幾つもの結晶
顔に張りついては体温を奪ってく
傘も自転車もナンセンス
都合いいものはナッシング
遅々としてアベニュー ラジオは注意報
陸の孤島だ 誰もが誰もひとりぼっちで
ディストピアに片足突っ込んで
それでもコンビニ飲食店 通常営業です
子供は風の子 大人は働け 世間のために
古き良きスローガンをモットーにしています
これぞ新潟事情
それでも好きなんです
この気まぐれなところや遠い空が
雨が上がれば顔見合わせ笑う
そんな日だってあるんです
シャベルにモービル完全装備で立ち向かえ
※repeat
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