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ならず者読誦
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作詞 条峙 |
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「勉強しろ」「勉強しろ」と喧しく吠えて
いざ没頭したら「世間を知れ」と文句垂れて
「親の気持ちも知らないで」と怒るが
お前らだって俺の気持ち知らねえだろ
「いつまでも子供じゃいられないぞ」と説教して
知られたくないことには「お前は子供だから」と蓋をする
頑張って成績良ければ知らないフリで
いざ成績落ちたら「たるんでるぞ」と叱責して
無気力な生徒相手に持論語り
諭し切った気になる能天気な大人
抵抗したら問題児扱いして軽蔑の札を貼る
だから黙る俺相手に意気揚々と武勇伝語る
もう誰も信じられない こんな世界生きる意味などない
独りぼっちの帰り道 人知れず嗚咽を漏らす
そばにいた俺より下の奴 足を蹴って転ばした
少し元気を取り戻した こんな俺を叱るのか?
もう何も信じられない こんな世界絶望で染めてやれ
独りぼっちの帰り道 沸々と脈が燃えたぎる
そばにいた俺より下の奴ら 前歯を折って泣かさせた
だいぶ元気を取り戻した こんな俺を叱るのか?
もうどうでもいいよ はいはい俺が悪いですよ
もううんざりなんだよ お前らなんか
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