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記憶薬
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作詞 条峙 |
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現実はどこかのドラマのようにそう安くはない
生きるのにも自転車と同じように少しコツがいる
幼い頃に褒められた優しさは大きくなってアダとなり
疑うことは恥ずべきことだと信じた結果裏切られた
左手首を傷つけたくなるほどに悲しい日もある
けれどそれは風邪と同じように一過性のものだから
親友だと思ってた友達は自分を踏み台にして離れ
可能性の塊だと思ってた自分にも裏切られた
けれど目を閉じて思い出してみて
公園で走り回ったことを お腹が痛くなるまで笑ったことを
お祭りで騒ぎまくったことを 好きな人と初めて喋ったことを
他人はまた裏切るかもしれない 自分の実力も裏切るかもしれない
けれど君の記憶はいつも君を信じていて君を裏切らない
生きる上で平坦な道などはなくて辛いこともあるだろう
でもそれと同じくらい楽しいことが君の訪れを待ってるからさ
だから目を閉じて思い出してみて
好きなバンドのライブを観たことを おいしいものを食べたことを
鬼ごっこで勝ち抜いたことを 自分を好きになった人がいることを
そうさ目を閉じて思い出してみて
公園で走り回ったことを お腹が痛くなるまで笑ったことを
お祭りで騒ぎまくったことを 好きな人と初めて喋ったことを
ほらちょっとは元気になったでしょ?
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