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ロンサムピューピル
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作詞 条峙 |
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返ってきた通知表が一位じゃなくて叱られました
この前より頑張ったのに一位じゃないから叱られました
クラスメイトは僕のことを腫れ物のように扱います
僕が話に入らないほうが楽しそうに話します
だから今日も両腕の中 退屈な世界と二人きり
唯一生きがいの音楽をボソボソと呟いたりします
先生は僕が悪いと人の気持ちを分かれと言います
自分の気持ちすら分からないのにそんなことはできません
クラスメイトの陰口がゆっくり心に入ってきます
友達が多いのが正義だから抗う術はありません
だから今日も机に伏して 表情殺して一人きり
本当の僕ってなんだろう? 誰か僕を見つけてくれ
信じられる人なんか 僕の居場所なんか どこにも無い
もう笑うしかないから 泣きながら 吐きながら 笑ってる
ゴミだらけの部屋の中 写真の中の僕は輝いてた
普通の人生を送ってたのに どこで間違えたんだろう?
信じられる人なんか 僕の居場所なんか どこにも無い
もう笑うしかないから 泣きながら 血を流しながら 笑ってる
この血が全て床に溶けて僕の存在も消えちまえばいい
そんなことを願いながら彫刻刀を持つ右手に力を込めて―
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