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スノーリフレッシュ
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作詞 条峙 |
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受験生生活も終盤に差しかかって自習室にカンヅメの日々
厚手の服を着込んで手袋で肌を隠して駅へと歩いてく
人のまだらなホーム 中途半端な次の電車が来る時間
待ちぼうけを食らってると 暗闇のはずの空が揺れ出した
それは疲れた目が捉えるにはあまりにも綺麗な結晶で
色褪せたはずの今日を蒔絵をするように染めていったんだ
クタクタとヨレヨレが並んだ僕のコートの上にアクセントをつける
小さな氷の粒は見慣れたはずの景色をアレンジしてく
光のまだらなホーム 角度で表情を変える空の化粧品
レールの上の植物とじゃれたり 屋根にたむろっていたり
それは疲れた目が捉えるにはあまりにも綺麗な光景で
気力が失せたはずの僕をマッサージするように癒していったんだ
初雪は初めてだから美しいのであって
単調な日々はそれでこそ輝いてくる
空からの贈り物の気持ちだけ胸にしまって
これからの日々も頑張れそうな気がしたんだ
それは疲れた日を選ぶにはあまりにもできすぎた偶然で
電車に乗り込む、その一歩も違う気持ちで踏み出した
空からの贈り物の気持ちだけ胸にしまって
これからの日々も頑張ろう
スノーリフレッシュ
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