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夕闇タイムラグデート
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作詞 条峙 |
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昼と夜が 太陽と月が たすきを渡すまでにタイムラグがある
その空が気を抜いている間に 二人の思い出を作るんだ
急な坂に 多忙な踏み切り 大通りは今日も混雑していて
物憂げなドライバー達を横目に歩道を歩いていく
今日はね 君と行きたいところがあるんだ
この前 駅の裏口付近で偶然見つけたもの
※仕事に追われて生活が色を失くしてく そんな現代に
愛情がジリ貧しないよう 平日のエアポケットを生かすのさ
青ざめ始めた空が漆黒を作るまで 恋人に戻って
初恋の感情を描いてく 二人のハーモニーを奏でてさ
ショーウィンドウ 街を飾るケーキ 今度の記念日に予約したり
前を歩く老夫婦の手の繋ぎ方を真似してみたり
それはね 他愛もない出来事だけれど
水やりした植物みたいに愛情が生き生きしてくるんだ
仕事に追われて二人の時間が取れなくなる そんな現代に
愛情が停滞しないよう 平日のエアポケットを生かすのさ
月が見え始めた空が闇色を作るまで 恋人に戻って
忘れかけた感情を紡いでく 二人のリズムを思い出してさ
辿り着いたレストラン 体中に纏ったイルミネーションが
周りの空気をも幻想的にする 今日は俺が奢るからここで食べよう
※repeat
帰りのタクシーでぼうっとしてる君の肩を抱き寄せた
久方ぶりの仕草もちょっとしたデートのあとならできるから
昼と夜が 太陽と月が たすきを渡すまでにタイムラグがある
その空が気を抜いている間に 二人の思い出を作り上げた
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