|
|
|
微熱病
|
作詞 条峙 |
|
少し前までは夢の中の話だった 僕の両腕に君の寝顔があって
その小さな頭を撫でながら 僕も眠りに落ちていく
早起きな君は嬉しそうな顔で僕を起こして
作りたての朝食の説明をするけど全く味がない
仕方ないね そんなときもあるよ そういってショゲる君が可愛い
まだ体がフラつくのは眠気のせいだけじゃないみたい
心地良い微熱がアルコールのように体を巡っていく
少し前までは夢の中の話だった 僕の首元に君の頭があって
君は特等席に座りながら とりとめのない話をする
すっごい引っ張ってからオチを大袈裟に話すけど
それはいつか聞いた話だから全く面白くない
「それもう聞いたよ」「あれ?そうだっけ?」そういってショゲる君が可愛い
口ベタな僕が饒舌になるのは君とだからなんだろう
心地良い微熱がアルコールのように体を巡っていく
そうやってさ ずっとずっと心地良い微熱にさいなまれていたい
初恋の感覚から抜け出せない子供っぽいやつでいい
疲れがいつの間にか消えてるのは本当に好きだから
夢の続きを現実でいつまでも作っていこう
ねえ、キスしよ?
|
|
|