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少年世界
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作詞 条峙 |
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日焼けのデメリットなど知らず集まった半袖シャツ
幼い精鋭達が決意した後戻りの出来ない旅
小さな自転車で生まれ育った町を後にする
目指すは裏山 夏休みのための居場所作り
虫の大群に突っ込み 足を着かずに急な坂を登り切る
自販機になけなしの小遣い渡し いざ戦場へ
※僕らは罪無きガキだった スリルがモラルより大事だったあの頃
魅惑的な憧れが 目を凝らした先に見えたから
それをただ追いかけた
持ってきた食糧が底を尽き嘆いた隊員に
用意のいい彼が飛び切りのお菓子を分けてあげた
辿り着いた裏山の麓からそびえ立つ頂上
「こっからが本番だ」そう言うやいなやの休憩タイム
人の気配の無い場所で 見せ合った小麦色になった肌
ペットボトルを空にし終わったら いざ戦場へ
僕らは罪無きガキだった スリルがモラルより大事だったあの頃
無謀的な思いつきが 何よりも輝いていたから
それをただ追いかけた
今にして思えば何の生産性のない疲れる夏のワンシーン
けれどそれが無かったら
僕は自分のことが好きじゃないと思うんだ
※repeat
僕らは罪無きガキだった スリルが何よりも大事だったあの頃
蠱惑的な憧れが 細胞を突き動かして
僕らを大人に変えた
僕らを大人に変えた
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