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悪夢
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作詞 条峙 |
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どしゃ降りの雨の中 濡れた服もそのままに
見たこともない顔をした君がいる
夢を重ねたあの日も 夜を越えたあの日も
嘘にしたのは僕だから辛かった
首筋に伸ばされた君の両手を 払う資格などはない
暫くそのまま身を任せる ああけど、やっぱり苦しい
そこで目を覚ます 深夜4時のいつもの部屋
君じゃない人の思い出が増えていくこの部屋で
あの日の泣き顔が蘇るのが怖かった
初めての罪の味に 病みつきになっちゃって
大切なはずの君の方を捨てた
聞き慣れたあの声も 暗黙の指定席も
終わりにしたのは僕だから辛かった
睡眠薬買って飲んでみたけど 周期の午前4時に
汗だくなまま今日も起床 ああ君が、離れていかない
そこで罪に病む あの日君を捨てた時から
君の未来を粉々に打ち砕いたあの時から
胸に茨の棘が絡みついて離れない
そうやってずっと罪を背負って生きていくのだろう
窓を開けて僕を照らした月明かりは
白紙になった君の人生も照らしているから
そこで罪を噛む あの日君を捨てた時から
君との日々を無かったことにしたあの時から
胸に茨の棘が絡みついて離れない
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