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倒錯スクールデイズ
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作詞 条峙 |
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お人好しキャラが定着してしまった俺は今日も
週末課題を多数の奴らに貸している
「俺宿題やって来ない人だから」その一言を免罪符に
学生の業務を放棄し続けるお調子者達
「サンキューな」ありがたみもなく返された努力の束
奴らの意識は既に新発売のゲームに移ってる
愛想笑いのその裏で腸が煮え繰り返っていた
家に帰ってきてすぐさま点けたパソコン
匿名の笠を被って無秩序の世界でウサ晴らし
吐き出す本音 小骨が取れたような感覚
出来合いの爽快感を抱いて明日に備えた
天然キャラが定着しているあの子は今日も
散々だったテストを笑い話に変えている
やっとの思いで掴み取った満点をそれとなく口に出すと
「お前はそういう奴だもんな」で片付けられた
俺は天才じゃねえよ 努力の成果なんだよと
喉元に溜まった言葉達を必死に抑えつけていた
愛想笑いのその裏で腸が煮え繰り返っていた
家に帰ってきてすぐさま点けたパソコン
匿名の笠を被って無秩序の世界でウサ晴らし
吐き出す本音 小骨が取れたような感覚
出来合いの爽快感を抱いて明日に備えた
ある日タガが外れて言ってしまった
「お前らいつまでも俺に頼ってねーで自分の力で勉強しろよ!」
その日から俺はハブられるようになったさ
匿名の笠を被る無秩序の世界で同情乞い
吐き出す本音 画面に縋るような感覚
出来合いの同情心を抱いて明日に備えよう
布団にくるまって少し考えた なんかおかしくねーか?
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