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缶蹴り
作詞 条峙
「せーの」の合図で蹴り出していった 空に弧を描いていく空き缶
走り始めた仲間達の中から あの子に話を持ちかけて

迷路のような公園で繕った 二人だけのスペース
せわしない鼓動とは裏腹に 言葉は落ち着かせて

一人また一人と悔しがる声がする 捕虜となった友達を助ける
そのシナリオに幼い胸は幾度も 心拍数を高めていって

あの子の隣で約束を繕った 二人だけの決めごと
不安そうな顔を大袈裟な 言葉で落ち着かせて

タイミングを見計らって走り始めた足と小さなドラマ
うまくいって一仕事終えて 帰ってきた居場所で
貰った体温とこの胸に溢れそうな輝き


干支が二回回った今でも近くの公園で
缶蹴りをしてると思い出す
あの日の公園、あの日の空
あの日の風景、あの日の君

そして大人になった君と思い出話に花を咲かせる
一つ屋根の下君の隣で コーヒーを飲みながら
幼さが時折見える笑顔を眺めながら

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 缶蹴り
公開日 2012/03/06
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント また缶蹴りやりたいな
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