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仮面を外せば
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作詞 条峙 |
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口をついて飛び出た言葉は全否定 そんな経験繰り返して
いつの間にか言葉を化粧して 素顔を隠すことを覚えた
当たり障りのない会話でやり過ごす毎日
話しかければ答える人はいるけど窮屈で窮屈で寂しくて
繰り返していく日々がとても無意味に思えて
独り頬を濡らす夜の底 肥大していく孤独にやられて
顔を歪めるけど 為す術もなくて僕は絶望になされるがまま
虚像を磨き上げ構築されたイメージ 浮いた話に着いていけない
ハブられたクラス会を知らされて 心の中で泣いていたんだ
「誰も本当の自分を見てくれない」ともがく日々
けれどそりゃそうだろう 本当の自分を見せようとしていないんだから
憧れてる人を思い描いて重ねて
足りない物を考えていたら そんなに複雑なことじゃなくて
壁を取り払って ありのままの自分を見せることだと知ったよ
「誰も本当の自分を見てくれない」と嘆く日々
けれどそりゃそうだろう 本当の自分を見せようとしていないんだから
現実から逃げてるだけじゃ何も変わらない
培った経験を武器にして よくできた仮面を此処に捨てよう
言葉を素顔にして ありのままの自分で傷つくことから始めよう
そうして見せた素顔はどんな仮面よりも素敵だった
って気づいたのはもう少し先の話
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