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ループ
作詞 はる。
街は暗く淀んでいる
光もない ある雨の日の事
僕は灯りを付け
隠れていた素性を明らかにした

歩く傘の群れ 培われる愛
一瞥を欲しがる路地の住人
奪われた鞄 中身は空で
投げられた鞄に 水溜りが弾けて


地を打ちつける水のように
僕らは跡を残せるかな
いつか跡形さえなくなってしまっても
その日 その時 その場所に居た事を証明できたら



僕にとって昔とは小さな頃のお話で
街にとって昔とは綺麗な頃のお話で



迷う虫の群れ 踏み付ける居場所
こんな簡単に未来は奪われてしまう
報われぬ命 来世へ継ぐ
どの世界も同じもので 意味もなく


地を打ちつける水のように
何はともあれ生きて来れた
だけど 彼の希望は砕かれたまま
知らず知らずに忘れ去られ死ぬだけなんだ


どうすればいい
僕もまた路地の住人になってしまうかな
それとも 奪う側になってしまうかな
それとも 踏まれる側に立ってしまうのかな

だけど 嫌だ 嫌だと呟いているのは
誰かを見下した人として見えるだろうか
ならばどうやって生きればいい?

気付いてしまっては
『何かのように』生きて行けない
僕は どうすればいい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ループ
公開日 2011/10/15
ジャンル ロック
カテゴリ 人権
コメント 答えを問う歌詞になっていますが、
実は答えは出ているんです。

誰かに見てもらうための自分じゃない。
はる。さんの情報













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