|
|
|
パラレル
|
作詞 aaa |
|
回想の中を進む帰り道 見慣れた場所が少し立派に見えてくる
だけどあの言葉が心の部屋に迷い虫のように彷徨ってて物憂い
ああ 分からないままに終わることもきっと数え切れないくらいたくさんあるんだろうなあ
僕にとっての緑色は誰かにとっての赤色でしたなんてこともあるからなあ
あなたは僕のパラレルワールド 僕はあなたのパラレルワールド
重なることはないんだよ ないんだよ…
「ずっと繋がっていたい」という願いも片手間にひょいと片付けられるような時代
だけどなんだか叶った気がしないんだよ この身体で生身のあなたを感じたいんだよ
ああ 2羽のスズメがお互いの名前を呼ぶように惜しみなく鳴き叫んでいるよ
こんなすぐそばにいるのに大きな声で
まるでいつかの日の僕らみたいだなあ
あなたが僕を奏で歌い 僕があなたを奏で歌う
そんな風にして響きあって また違う誰かを幸せにできたらいいな
少し触れられただけで激しく揺れる僕の心はまるで水面のよう
遠くでしおれている花にこの水を与えて 再び咲いてくれればいい
あなたは僕のパラレルワールド 僕はあなたのパラレルワールド
重なることはないんだってことくらいもうわかってる
あなたは僕のパラレルワールド 僕はあなたのパラレルワールド
重なることはなくても ふたりが なるべく近くいれるように
ずっと近くにいれるように
黒板に描かれた2本の直線 決して交わりませんと教えられた
それが一体何を意味するのか 今となってはとても素敵なことのように思える
|
|
|