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ひと夏の恋
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作詞 うさぎとかめ |
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こんなにも晴れていて キレイな空が
余計に僕の胸を 縛りつけて離さない
あの日もしも君に 出逢わなければきっと
この胸が そこまで痛むこと
なかったんじゃ ないかって...
梅雨が明けて 蒸す日照りの中
汗を流して 自転車を漕いだ
坂道を走り抜ける時の 爽快感より
早く君に逢いたくて 風を切った
「白いワンピース よく似合ってるよ」
その一言が言えなくて 恥ずかしくて
君の肩にかかる 艶やかな髪に
触れたくて 眩しくて
こんなにも幸せで 小さな恋が
余計に僕の胸を 掴んだまま離れない
あの日もしも君に 出逢わなければきっと
この胸が そこまで痛むこと
なかったんじゃ ないかって...
夏が終わりに 近づいたある日のこと
いつものように 自転車を漕いだ
涼しくなったから 汗もかかない
早く君に逢いたくて 急いで走った
「もう逢えないの さようなら」と
その一言に驚いて 悲しくなって
君の目に浮かぶ 涙を拭くのに
手を伸ばして そっとなでて
あんなにも夢中で 人を愛したから
余計にこの胸が 忘れなくて離れない
あの日もしも君に 出逢わなければきっと
この胸が そこまで痛むこと
なかったんじゃ ないかって...
幼かった 弱虫で逃げてばかりで
君をあの時 置いていかなければ
君は今でも 隣にいたのかって
こんなにも晴れていて キレイな空が
余計に僕の胸を 縛りつけて離さない
あの日もしも君に 出逢わなければきっと
この胸が そこまで痛むこと
なかったんじゃ ないかって...
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