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作詞 晴ばーど |
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こんなにも嫌いなのに
大好きが大嫌いになったのに
新宿2番線 入り組んだホームに
憑かれたように立つ私 乗り込んだ山手線
付き合って何年? うろ覚えの猜疑心
疲れたようねもう私 この中距離型の恋愛に
あなたは相変わらず能天気
変ったのは私の目を見なくなったこと
うんざりしてるの 我慢の限界
溶けきる前にケリを付けなきゃ
だってこんなにも嫌いなのに
大好きが大嫌いになったのに
離れられないよこの恋と 甘く切ない病気にかかった
誰か教えて病名を
処方箋はどんな言葉なの?
傷が痛いよって心から 私は叫んだ
呼びだした予防線 張らずに来たあなたを夜に
最後に選んだ場所は 変哲のない近所の公園
ポツリと一本足のライトが二人を
舞台上みたいに輝かすの
ラブロマンス 笑えない冗談と
一緒に告げた別れの言葉
だってこんなにも好きだったのに
ずっとずっと隣にいたいのに
離れたくない目を見てよ 泣いてるのにも気づかなかったでしょ?
頑張っても縮まらない距離
自分勝手な二人三脚
足を繋いだ赤いロープを 今ほどくの
嗚呼 溶けて滴り落ちる
巻き戻らない もう 時間が経ち過ぎた
あなたは少し驚いて 私に背を向けた
「この公園でなんて 君らしいや」
二人が始まった思い出の場所
驚いたのは 少し泣き声だったこと
震えていた 照らされた二つの影法師
だってこんなにも好きだったのに
ずっとずっと隣にいたいのに
離れたくない目を見てよ 泣いてるのにも気づかなかったでしょ?
だってこんなにも嫌いなのに
大好きが大嫌いになったのに
離れられないよこの恋と 甘く切ない病気にかかった
誰か教えて病名を
処方箋はどんな言葉なの?
傷が痛いよって心から 私は叫んだ
私は叫んだ
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