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曙
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作詞 すもうとり |
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曙をマケボノと呼んでいた
ルールに保護されてると 思っていた
吸引した贅肉 御料牧場へ
お相撲の神髄は 格闘技じゃ足りない
曙がリングに上がるとき=曙のグラブが失せるとき
=曙の強さと大相撲を解き放つとき
曙はリングに土俵入り 拍子木は要らないよ
蹲踞して意味不明の拍手(カシワデ)
大相撲で勝つため 食べ続け
持病5個あるのも 言い出せなかった
リング・シューズは脱ごう 曙に下りた神様
両国の土俵を見下ろし 喰い契る曙
曙がリングに還るとき=横綱の相撲が見れるとき
=立ち合いの迅さと衝撃を解き放つとき
曙はリングに土俵入り 弓取りはどうするのか
リングが鳴動 四股を踏むから
曙の善さを知らぬは テレビ点けて観たらええ
曙の素粒子を 途切れない軌道を 大相撲場所を
曙がリングに上がるとき=リングが塩で白ずむとき
=グレイシー一族の誰かを亡くすとき
曙はまた東北へ 炊き出しもするのだろう
鶏肉を熱して 全てをデバック
曙の回転が停まる刻=曙の強さがわかる刻
=命の尊さと大切さを報さる刻
曙の土俵は 世界の果てへ巡業(めぐ)るだろう
神様の縒りシロ 曙太郎
曙ーッ 曙ーッ
曙ーッ 曙ーッ
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