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朝食ジャム
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作詞 焚き火 |
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歯ブラシをなくした
マグカップも 歯みがき粉も
鏡の前から姿を消した
今日 僕は初めて
歯ブラシのいない 歯みがきをした
昨日の夜に数えた羊が夢を運ぶ
ここにいるよ わかっているさ
もう少しだけ 目を閉じていたいだけさ
明日の朝の8時には世界が終わればいいのにな
なんとなくパンにジャムを塗りつけて そのまま
髭剃りをなくした
シェービングも 洗面器も
世界の前から姿を消した
そこにいるの わかっているかな
もう少しだけ ここにいたいだけさ
今日 僕は初めて
髭剃りのいない 髭剃りをした
世界が消えるまでこの世に生きていた
命は思ったよりもこの世を愛していた
手袋をなくした
雨合羽も 蛍光灯も
頭の中から姿を消した
ここにいるよ わかっているかい?
ここにいるよ ここにいたいだけなんだ
今日 僕は初めて
君だけのいない 朝に目が覚めたよ
明日の朝の8時には世界が終わればいいのにな
なんとなくパンにジャムを塗りつけて そのまま
右脳も左脳も 昨日も今日も
もう出会うこともないだろうね
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