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…季節の移り変わりと傷口と…
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作詞 靂 |
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左手から流れだした紅
初めて自分で傷を付けたあの日
心から自分を責めていたわけじゃない
それでもいつのまにか麻薬のようにはなれないこの感覚…。
すべてを自分のせいにして…
すべてを他人のせいにして…
あぁ…生まれてきてごめんなさい…。
苦しいのならすべて捨ててしまえばいい。
悲しいのなら自分を偽ってしまえばいい。
独りになるくらいなら壊れてしまえばいい
「ねぇ、そうでしょう?」
痛い、痛いの、苦しいの。
誰も僕を見てくれないのが。
痛い、痛いの、淋しいの。
誰も僕に気付いてくれない。
春がきて、夏がきて、秋がきて、冬がきて。
1年が過ぎて皆は輝いて見えるのに
僕は何も変わってないの。
左手から解けていった薄紅色
初めて貴女が僕の為に泣いてくれた日
心から憎み責めたてた
それからいつのまにか自虐心が消えていった…
すこしだけ自分を信じてみよう
すこしだけ他人を信じてみよう
君が生まれてきてくれて本当によかった…。
苦しいけれどすべてを受け入れてみよう
悲しいときは君の笑顔を思いだす
一人と独りは同じようで同じじゃない
「ねぇ、そうでしょう?」
痛い,痛いの、苦しいの。
今は君が見ていてくれる
痛い,痛いの、淋しいの。
今は君が気付いてくれる。
春がきて夏がきて秋がきて冬がきて
1年過ぎて皆が変わって散ってゆく
僕も君のおかげでかわれたんだ…
−本当にありがとう−
終
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