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深みのある作品
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作詞 飯田吉田 |
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ギイヨギイヨとカモメも鳴くし 物心もついてきたので
年相応の歌詞でも書いて 敢えて歌わせていただこう
若人たちが気負う時 結果はいつもホロ苦い
老いには虚無がつきもので 若さには恥が付き纏う
人が生きるということは 地球に対する暴力で
大人になれない者が逃げ込む 隠れ家の名前は芸術
勝った負けたで人生を 計る輩は小さな器
人生の全てを決めるのは タイミング以外の何もない
不毛な空論を語れない 男はもはや男じゃないし
退屈な正論を語らない 女は女と呼べないだろう
御猪口になった傘の上 雨が溜まって往生すれば
我が受け口にも溜まる雨 顎も引けずに男泣き
三国人に尻尾振る 呑気な愚民が眼に余る
もしも天皇がジョーカーならば ババヌキに負けりゃ切腹よ
そんじょそこらの小童に 歌えぬ深みがあるだろう
あるだろうどうだあるだろう どうだ深みがあるだろう
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