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赤色挽歌
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作詞 飯田吉田 |
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黒い雨降る音がする 夏に冷たい風が吹く
雪に萎れた向日葵に 浮かぶ諸行無常の花の色
青い光を映し出す 都会のテレビが遣る瀬無し
子守唄ならシーベルト 来るなら来てみろ震度八
死なばもろとも赤の他人 と一蓮托生共倒れ
瞼閉じれば故郷で 赤貧洗う影ひとつ
修羅を呼び寄せ真っ赤な嘘で 固める悪漢ゆるすまじ
左翼は危険を報せる色と 忘れた衆愚の赤っ恥
もはや逃れの術も無く 命で贖う民哀し
心無き者、世迷い言 大愚重ねて惨禍あり
嗚呼々、日輪も沈みゆき 落日の果ての白い旗
平成二十三年の 心も凍える春の宵
赤い宿阿もままよとて お涙頂戴さようなら
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