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心臓
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作詞 夢十夜 |
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そこらじゅうにある
でもどこにもないもの
どこにでもある
でもわからなくなった
同じ形 同じ役目
要るモノを拾い
要らぬモノを捨て
いつのまにか血管が細くなってた
僕が嘘をついている事を
体は匿ってくれた
空は雲で飾る気もなく
赤黒いペンキでぐちゃぐちゃにしてやりたい
無意識の呼吸
無感覚の生存
習慣を脈打つ
習慣に染められた
そこらじゅうでおこっている
でもおこった実感がないもの
どこにでもいる
でもいつのまにかなくなった
嬉しい話 悲しい話
拡張する
収縮する
いつのまにかソレすら上手くできなくなった
僕は毎日三食繰り返すことを
心は何も感じなかった
僕は捨てすぎたのかな
感動のジュースを張り巡らしたいな
意識のある呼吸
感覚のある生存
希望を脈打つ
希望に染められた
そこらじゅうの人はそんな感じ
でも そうは感じないのかも
どこにでもあるもの
そこにあるもの
動脈と静脈は
喜怒哀楽を循環している
自分を終わらせるのは
心臓がそう望んだ時だけだ
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