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鉛筆雇用制度
作詞 夢十夜
芯が折れた 脆い2B
削り機で咎められた心
突き刺すような鋭さは
白いページを真っ黒に埋めた

疲れて「俺」は「ぼく」になり
丸く太い心を持った。
どうして 心の変化を
縮めて、咎めなきゃいけないの?

あふれた自分の感情は
ケースの中にしまわれたまま
いずれ、ゴミ処理場で消えるだろう
リサイクルされるのはこの「思い」だけ

いつかの「ぼく」は考えた
優しさだけじゃ生きられないと
脆い心を強い心に・・・
死んだ時 そう考えた

階級ごとに
振り分けられた心
爪痕残す 固い7Hは
見えづらく 無色の溝を掘った

いつも「俺」は「俺」のまま
鋭く厳つい(いかつい)心を持ってる。
足跡に色はなく 所詮、傷跡でしかない
俺は使い道がないのか?

あふれた俺の感情は
ケースの中にしまわれたまま
いずれ、ゴミ処理場で消えるだろう
リサイクルされたかは よく覚えていない

いつかの「俺」は「人」なった
絵がいっぱいのとこに出歩いた
ある絵の前で 立ち止まった
俺はそれを観て なぜか泣いた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 鉛筆雇用制度
公開日 2011/11/11
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント ・鉛筆を人に擬人して書きました
・俺とぼくの対比
・ストーリー調の流れ
・鉛筆の芯の固さと人間の心は近いんじゃないかなと
構成{ABSCABSC}
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