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蝉live
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作詞 夢十夜 |
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今日も耳障りな
汚い声で
辺り「夏」を散らかして
また、今年も家の前(ここ)にやってきた
何十年も飛べなかったから
何十年も叫べなかったから
声が嗄れるまで叫ぶつもりさ
1ヶ月もの短い間
俺のワンマンライブは許された
俺の声で
耳(ここ)の奥に
夏の残響を住みつかせるんだ
今日は力のない
弱い声で
辺りに「未来」を置いていき
また、いつか家の前(ここ)やってくるのさ
来年は違う奴が飛ぶだろう
来年は違う奴が叫ぶだろう
それでも俺はブッ倒れるまでブッ叫ぶつもりさ
今日という名のフィナーレ
余力のない声 振り絞って
俺の心を
心(ここ)の奥に
夏の残像を住みつかせるんだ
力なく落ちてきた姿
夏色の空が称えてくれた
また来年も蝉liveが始まる
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