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偽善者
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作詞 天祈 |
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言葉なんて、曖昧なもの
本心から、どう信じろというんだ?
信じてるだなんて、ただの戯言にしか聞こえない
―だって、きっと心の底ではみんな誰かを嘲笑っていて
誰かのため、だなんて
―だって、そんなの、自分がよく見られたいがためのエゴに過ぎない
愛してるよ?
―言葉でなら、どうだっていえるんだよ
どうせこの世は偽善者ばっかりだ
誰もが皆自分は大丈夫だと信じ、人との絆をつなぎとめようとする
でも、そんな事言ってても
心のどこかでは誰かを必死につなぎとめようとしている自分がいて
あぁ、なんて悪循環
どうせ人は一人ではいられない
自分のために、誰かを理由にして泣いたり
自分の孤独を満たすために誰かを求めたり
なんて我侭なんだろう
でも、そんな事言ってても、僕だってそのうちの一人
わかりきってるよ、そんな事
きっと、ありのまま、心を叫べない僕は他の人と同じ偽善者なんだ
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