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爽やかな失恋そんぐ
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作詞 冬花 |
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遠くから誰かの声が聞こえた気がした
それは君の声によく似ていた気がした
振り返ったらそこには人影などなく
ただ静かに風が吹き抜けていた
思えばあれはまだつい最近のことなのに
僕はもうずっとずっと前のことのように
痛みをまだ引きずって背を向けている
君との別れに 目を向けないように
でも現実は 僕のこの手は
握りしめるモノを失っている
でも現状は 僕のこの記憶は
今もまだ君と歩いている数ヶ月前
遠くから誰かの声が聞こえた気がした
それは君の声によく似ていた気がした
振り返ったらそこには人影などなく
ただ静かに風が吹き抜けていた
メールや電話の回数が減った時もあった
しばらく目を合わせない時もあった
だけど、そんな些細なすれ違いにも惑わされず
気がつけばまた手を繋いでいたのに
いつの間にか 2人の距離は
気がつけば離れてしまっていた
君の声も 僕のこの声も
互いに届け合うことができないくらいに
遠くから誰かの声が聞こえた気がした
それは君の声によく似ていた気がした
振り返ったらそこには手を振る君がいた
ただゴメンネと一言だけを僕に残して…
この現実は 僕のこの手は
未だに君を忘れられないけど
でも現状を 僕のこの両足は
少しずつ歩き出そうとしている
遠くから誰かの声が聞こえた気がした
それは君の声によく似ていた気がした
振り返ったらそこには人影などなかった
惑わされるのはもうやめよう 君じゃない声に
遠くから君の声が僕の耳に届いた
それは誰にも似てない確かな君の声
振り返ったらそこには笑って君が立っていた
2人の間に風が吹き抜けていた
新しい風が吹き抜けていた
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