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作詞 アザレヤ |
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君のためにできることが何個あるかって考えてみたんだ
でも弱すぎる僕はひとつも思いつかなかったんだ
必ず何かあるはずなのに
なぜかひとつも思い浮かばなかったんだ
僕の名前は何だっけ 君の名前はわかるのに
なんにも思い出せないんだ 君のことはわかるのに
僕自身が壊れたんだろうか 言葉は行ったまま戻ってこない
僕の目の前を通り過ぎる何かが
何なのかって わかるはずもなくて
憂欝にしゃがみこんでまた泣いてた
後ろ姿は 誰だったんだろうね
あたたかい体温が誰のものなのかって考えてみたんだ
でも僕が知ってる人は一人しかいなくて
選択肢は一つ以上なかったのに
その人のものだとは思わなかったんだ
むこうに見える夜空に 光ってるものはなんだろう
知らないものだらけだよ ぬくもりは全部わかるのに
僕自身が変な世界に来たんだろうか また誰も教えてくれない
卑屈に目をつむってたのが馬鹿らしいって
僕のことなのに 今の僕なのに
逃げるように過去形にして 強がった
君にあいたかった僕が
幸せを運んできてくれるのが青い鳥じゃなくたって
自分を汚いと思っている鳥だって 鳥じゃなくたっていい
僕が欲しいわけじゃない そんな我儘は言わないよ
だからどうか ずっと笑っていてくれた君に
かわりに幸せを届けてよ
僕の目の前を通り過ぎるなにかが
何なのかって わかるはずもなくて
憂欝にしゃがみこんでまた泣いてた
後ろ姿は きっと
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