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「マルメロ」
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作詞 Depaysemant |
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この胸が苦しくなってから
何回目の朝だろう
重たい体を起こして シャワーを浴びて
鼻歌交じり「キミ」を呼ぶよ
カーテンは閉めたままで
出掛けてしまったけど
湿気で丸まった髪の毛を
引っ張って戻そうとして
そんなボクを前にキミは
少し呆れた顔
お互いに饒舌じゃなくて
気持ちは上手く伝わらいけど
ボクは何だかキミが好きみたいなんだ
トゲトゲしたその言葉
胸に刺さって抜けなくなった
キミはマルメロ
あんまり逢えなくなってから
何日経つだろう
春には花を咲かせて キレイになって
色んな人と触れ合っていた
けど どこか馴染めなくて
溶け込めずにいた
長く染まった髪の毛を
靡かせて遊んでいた
変わらないボクを前にキミは
少し寂しい顔
嘘みたいに艶やかで
蕾だった頃のキミはいない
でもやっぱりまだどこか大人になれなくて
そんなに咲き誇らなくていい
だからちょっと肩の力抜いてみなよ?
白いほっぺがピンクに染まる
キミはマルメロ
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