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「デペイズマン」
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作詞 Depaysemant |
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骨組みだけの傘を差して
突き刺す雨に打たれてたんだ
形を真似て服を着ただけの人形
区別できないくらい溢れ返ってる
もう嘘は吐けないや
檻の中の子犬が吠える
暗い路地に一人でいたんだ
ヒトの心を満たすための玩具
溜め込む余裕は何処にもないから
もう処分するしかないや
無作為に飛び交う 言葉の弾丸
今日だけで何人殺した?
ガラスケース 見惚れるような
蒼い目をした「わたし」
貴方は誇らしげに手にする
中身は白い綿しか詰まってないのに
それで満足なの?
押しつけて満たしたつもり
見せ掛けの笑顔にも気付かずに
そぐわなければ また捨てるだけ
千切れた腕と もがれた足の
汚れたビスク・ドール
ヒトは容赦なく踏みつける
まだ蒼い目のままで此処にいるのに
もう 要らないの?
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