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(無題)
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作詞 kazuha. |
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靴紐が解けたままで
走り出そうとした
私は転んだ
『準備不足でしょ?』って
言い聞かせてみるの
やっぱりアンタ、気に入らないわ
立ち上がろうとして
黒いスカート踏んづけた
私は転んだ
『ドジなんだから』って
言い訳してみるの
やっぱりアンタ、信じられないわ
自分だけ 自分だけ
世界の中心で 中心で
いつまでひとりきり。ひとりきり?
いつまでも どこまでも なんどでも
弱過ぎて 弱過ぎて
一人で泣き続け 泣き続け
それでも強過ぎる。強過ぎる?
いや、そうじゃない 強がってるだけ!
歩き出そうとして
自分の左足につまずいた
私は転んだ
『気付かなかった』なんて
つぶやいてみるの
やっぱりアンタ、認めたくないわ
凍りついた地面から
走り逃げようとした
私は転んだ
『寒過ぎたんだ』って
思い込ませるの
やっぱりアンタ、見ていたくないわ
自分だけ 自分だけ
世界の端っこで 端っこで
いつまでふたりきり。ふたりきり?
昨日から 今日も そして明日も
速過ぎて 速過ぎて
誰かに追い越され 追い越され
それでも遅過ぎる。遅過ぎる?
いや、そうじゃない 私が動くのを止めただけ!
今まで何度私に失望して
それでもまだ足りないのなら
何度でも裏切ればいい
何度でも そして
私を捨てればいい?
これから何度私に捨てられて
それでもまだ愛せるのなら
何度でもすがればいい
何度でも そして
私を拾いに行けばいい?
私を助けに行けばいい?
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