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スゴロク
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| 作詞 kazuha. |
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砂になって崩れていく手を見ていた
風にさらわれてどこかへ飛んで行く
身体に表れた赤い斑点が
いつしか皮膚を覆いつくす
貴方が上げた水飛沫が
輝くのも今日でお終い
合わせ鏡の反射した光の中に
悪魔が浮かび上がる
全てを０に戻す４５分
私は過呼吸を起こさなかった
青い形のある影が横切ると
私の視界は黒く濁ってしまう
窓にはまりきらない鉄格子が
私の心を惑わせる
見つめた目を焼いた太陽が
輝くのも今日でお終い
休む暇のない芸術の中
割れた音楽が鳴る
全てを０に戻す４５分
私は爪を剥がさなかった
答案は赤いバツだらけ
青いポストが乱立する街で
緑も医者はメスを振りかざし
オレンジの竜巻にさらわれる
紫の樹々と
黒い人の群れ
黄色の雨が降る
私には白い血が流れる
氷は溶けずに蒸発する
ペンのインクは底を尽きた
集中できない楽音に
怒鳴り返せない
全てを０に戻す４５分
私は化石になりきれなかった
全てを０に戻す４５分
私は人間に戻ろうとしていた
砂になって崩れていく手を見ていた
風にさらわれてどこかへ飛んで行く
身体に表れた赤い斑点が
いつしか皮膚を覆いつくす
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