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前進日和。
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| 作詞 ＊優衣乃＊ |
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あれから いくつか
季節がめぐって
久しぶりに見たあなたに
今でもまだ 胸がきしんだ
あの頃と変わらぬ瞳で
あたしを見つめるから
長い間 守ってきた
あたしの かたい決意が
簡単にぐらついたの
今でも 覚えている
あの日の空に誓った
すべて忘れよう
思い出も 香りも 切なさも
あなたという存在を
なのに どうして...
あなたの幸せを
心から祝えない
薬指の指輪に
「おめでとう」が言えないの
あの頃と 変わっていない
あなたの癖や香りに
胸のおくのほうが
ぎゅっとなった
笑顔であたしの幸せを
尋ねるあなたに
ちっぽけなプライドが
思わずウソをこぼした
―あたしだけ
まだ歩き出せないでいる
それが 悔しくて
そろそろ
前に 進みたいの
あたしも あたしの幸せを
つかみたいと思っているの
手を振り去りゆく
あなたの後ろ姿は
あの頃と 変わらない
でもそれはもう
あたしのものではないと
痛いほど感じて
やりきれない想いがあたしを支配する
だけど今日も
空は雲ひとつなく青くて
そうきっと
あたしが歩き出すのに
ぴったりな日
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